千葉県の葬儀の習わし

千葉県には、千葉市などの新開発も進み近代的な要素のある地域もあれば、我孫子、柏など新興住宅地が増えて他所の地域からの人も多く住む地域、鴨川や館山、木更津など海に面している地域などがあります。

そして、それぞれに葬儀に関する習わしが異なります。

千葉県の葬儀の特徴として、地域ごとに異なる点といえば、前火葬と後火葬があります。

前火葬とは葬儀の前に火葬をし納骨まで済ませ、後火葬は葬儀後に火葬をする流れとなります。

千葉市周辺の市ではほとんどの地域で後火葬を行い、房総地域では前火葬を行う地域が多くなります。

通夜式については夜伽と呼び、夜通し故人の側で寝ずに番をする地域もあり、故人の遺族や近しい人で思い出話などに花を咲かせる夜となります。

また、千葉県では葬儀の際に、近所の方が班や組として、関係者への連絡、お茶出し、料理の準備など葬儀のお手伝いを担います。

新しく移り住んで来た人の多い地域ではあまり見られなくなってしまいましたが、房総地域や地元の住人が多い地域ではそういった風習がまだ残っています。

その他、千葉県では80歳、90歳と長寿を全うされた故人の葬儀では長寿銭といって、紅白の水引の袋に五円玉を入れて参列者の方にお配りします。

さらに、農村部の地域では年寄り講といって老人達が太鼓を叩くという風習があるところもあります。

千葉県の葬儀の習わしは各地域によって、前火葬や夜伽など昔の風習が残っているところと都市化されて風習があまりないところがあります。